ハイブリットカーの先進技術

ハイブリッドカーは今では生産が追い付かなくなる程の人気です。近年の原油高騰や環境問題もあり、これからの自動車産業の軸になっていく事は間違いないでしょう。世界に先駆け1997年にトヨタから初のハイブリッドカーが発売されてから14年が経過し、今では大手数社からも発売されています。

では「ハイブリッドとは一体なに?」と思っている人の為に簡単な説明をしましょう。

●ハイブリッドには3種類あります

・シリーズ方式

まずガソリンエンジンで発電機を回し電力を作り、そこで作られた電気をモーターに使用しモーターのみで走る方式です。エンジンは発電機の動力源のみとして使われ駆動力に使われる事はありません。

・パラレル方式

エンジンとモーターの両方を動力源として使い車を走らせる方式です。
エンジンの特性上、低回転時には十分なパワーが得られないうえに、燃費効率もよくありません。一方モーターは発進時に最大のパワーを得る事が出来ますので、その特性を活かしエンジンが苦手とする部分を補ってあげます。燃費の悪い発進時や加速時にモーターがアシストしてくれるので燃費が向上し炭素排出量が低減するのです。

・シリーズ・パラレル方式

パラレル方式とシリーズ方式を組み合わせた様な方式です。パラレル方式にバッテリー充電専用の発電機を備えたシステムで、スプリット方式と呼ばれることもあります。シリーズ・パラレル方式はエンジンエネルギー効率の悪い発進や低速時にはモーターだけで走行します。速度が上がってくるとコンピューターがエンジンとモーターをうまく使い分けエネルギー効率のよい走りができます。

また、回生ブレーキシステムによりバッテリーを充電することが出来ます。回生ブレーキとは駆動力として用いられるモーターを発電機として利用し、運動エネルギーを電気エネルギーに変えて蓄積する方法の一つで、制動時に熱として放出されてしまうエネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリーに蓄積します。

ではハイブリッドカーを持つと実際には維持費などがいくらかかるのでしょうか。今現在発売されているハイブリッドカーを同等クラスの車と比べると車両価格は高くつきますが燃費が断然違いますので長く乗れば燃料費を抑える事は出来ます。税制的にもかなり優遇されていますので持つ意味は十分あります。そもそもハイブリッドカーは地球環境の保全を目的に開発された車で、維持費も大切ですが地球環境はお金では買えません。そこに少しお金を使う事は仕方ない事なのかもしれません。